[book]愛はプライドよりも強く。

最近、辻仁成の愛はプライドよりも強くを読み始め、今日読み終わりました。

ダラダラ読んでいましたが、考えるとこは結構ありました。
長く付き合ってた恋人と結婚を意識して、仕事の成果から会社を辞めることにし、長年の夢である小説家を目指す男と仕事がよくできる女。

結婚は小説を書き終えたときに報告するという責務を抱え、苦悩しながら夢だった小説家になったもののなかなか書けない男と、ぽっと出の成功者に声をかけられ、経験したことのない出来事に揺れ動く女。

ここからは感想ですが、やはり日本の男目線の話かなーと感じました。自分が男だからなのかな。

プライドは捨てるべきなのかそうでないのか、考え方は人それぞれかもしれませんが、醜くてもこのナオキという男は危険なときには愛を選んでいました。普通時すでに遅しだろうと思いましたが。

たぶん愛がないと心のバランスが崩れ、死にたくなるんだろう、でも愛という言葉ほど軽いものはないという話はなるほどなあと感じました。

自信に満ちた人とそうでない人、悩む人とそうでない人、はっきりしたことを好む人とそうでない人。それぞれ考え方は違うけど、心のバランスを保つために愛を選ぶのだろうと思います。
ただこんなに愛と書いている時点で非常に軽いのです。
そして最後にナオキのキャラが結構自分とかぶるのががっかりですよ僕は。

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